地球ゾーン
大地と海が生み出す資源
earthb-07
大地と海
大地や海(海流)から採取される鉱物資源・海洋資源の種類や活用方法などについて、実物資料とグラフィックで学ぶ。
解説Explanation
地球には、燃料や製品の原料となるさまざまな資源が存在します。たとえば、石油や天然ガスは大昔の動植物が熱や圧力によって変化したもので、化石燃料と呼ばれます。一方で鉱物は生物の誕生前から地球に存在し、地質学的な作用を受けて自然に作られた均一な物質です。鉱物には、鉄や銅、アルミニウムなどの金属鉱物と、ダイヤモンドや大理石などの非金属鉱物があります。これらは私たちの便利な生活を維持するために欠かせませんが、地球の限られた場所でしか採掘できません。
深堀りDeep dive
これらの資源はどのようにして作られたのでしょうか。
化石燃料の代表である石油や天然ガスは、古代の海や湖にいた動植物の死骸が地層に埋まり、熱や圧力を受けて液体や気体状に変化したものです。また、石炭は大昔の植物が地中で同様のプロセスを経て岩石状に変化して形成されました。さらに、新しいエネルギー源として注目されているメタンハイドレードは、メタンと水が高圧・低温環境下で氷状に固まったものです。
鉱物資源の中には、海底で特異な過程を経て形成されるものもあります。たとえば、海底熱水鉱床は、海底から噴出した熱水中に含まれる金属が冷却されて堆積したものです。また、海水中の金属が魚の骨や歯に取り込まれ堆積した「レアアース泥」や、鉄やマンガンの酸化物が魚の歯などの固い核を中心に成長してできた「マンガンノジュール」など、生物との相互作用を経ているものもあります。
いずれにしても、これらの資源の形成には数百万年以上の時間がかかるため、持続可能な社会のために限りある資源を大切に使うことが求められています。
キーワード
- # 鉱物資源