地球ゾーン
波
earthb-13
様々な気象現象
波が発生する様子を装置で体験する。
解説Explanation
波は風などによって生まれます。波は、水そのものが移動していくのではなく、水の山と谷の部分が遠くへと伝わっていく現象です。
海上で吹いた風によって、海面付近の海水が持ち上げられて発達しながら進む波を「風浪」と呼びます。波の形は不規則で、尖っています。一方、風浪が風の吹かない領域まで進んだり、風が止んでも残った波を「うねり」と呼びます。波の形は規則的で丸みを帯びています。これらをまとめて「波浪」と呼びます。
深堀りDeep dive
台風などが近づいた際の「波浪警報」は、高波による遭難や沿岸施設の被害など、重大な災害が発生するおそれがあると予想されたときに発せられます。うねりは海底の影響を受けるので、水深が浅くなるにつれて波が高くなる性質があるので注意が必要です。それでも、波浪は海面付近の現象であるため、影響は沿岸部に限定されます。
一方、地震によって押し上げられた海水が波として四方に伝わっていく現象を「津波」と呼びます。遠くで発生した地震の影響によって、海水全体が変動します。そのためいったん陸地の高さを超えると、奥深くまで駆け上がるという特徴があります。2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、岩手県大船渡市の綾里湾で局所的に40.1mの津波が観測され、波がハワイ諸島や北アメリカ西海岸にまで到達し、甚大な被害をもたらしました。
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