生命ゾーン
サウンドもぐらたたき
lifec-11
脳と感覚器官

音が鳴るボタンの位置を素早く耳で判断し、ボタンを押す。制限時間内に、何個ボタンを押せるかを競う。
解説Explanation
音の正体は震えです。この震えかたが耳から脳に伝わることで私たちは音を感じます。空気を伝わって耳の穴に入った震えは、鼓膜、耳小骨、うずまき管、聴神経の順で伝わり、聴神経で電気信号に置き換えられて、脳に伝わります。

深堀りDeep dive
耳は音の震えをできるだけ逃さず正確に拾うため、とても特徴的な形をしています。たとえば耳の表面には、外側から耳の穴へ向かう曲がりくねった滑り台のような複雑な溝があります。この形には空気の震えを反射させて音を集めたり、大きくしたりする効果や、音が鳴ったおおよその位置を区別できるようにする効果があります。
こうして集められた音も、まだまだ弱く感じにくいため、耳小骨と呼ばれる小さな3つの骨やうずまき管によってさらに強くされ、音を感じる細胞へと受け渡されます。耳小骨は元々はアゴの骨、うずまき管は魚類の体表にあった側線と呼ばれる水流を感じる器官が進化したものと考えられています。
また、耳は音を聞くだけでなく、体のバランスを取る重要な役割もあります。内耳の三半規管や前庭は、頭や体の動きを感知して脳へ伝え、姿勢や動きを調整します。乗り物酔いは、この機能が乱れることで起こるのです。
キーワード
- # 聴覚