くらしゾーン
食品の科学
livingd-03
食品の基本的な機能を学ぶ。
解説Explanation
食べ物には、体を作る材料とエネルギーになる「栄養」、味やにおいなどの「おいしさ」の機能、体を守り元気にする「調整」の機能があります。多くの食品は 時間が経つと腐ったり、カビが生えたりして食べられなくなります。それを防ぎ食品の機能を守るため、さまざまな保存技術があります。
水分・空気を取り除く
水分や空気を取り除き微生物が増えないようにする方法です。漬物や干物のほか、真空パック、フリーズドライ食品などがあります。
殺菌する
食品を容器に入れて密閉し、熱で微生物を殺す方法です。缶詰やびん詰め、レトルト食品があります。
温度を下げる
食品を冷やしたり凍らせたりして微生物が増えないようにし、活動を抑える方法です。冷蔵庫で食品を保存したり、冷凍食品が身近です。
発酵させる
人間に有益な活動を行う微生物をわざと繁殖させる事によって、有害な微生物の働きを抑える方法です。しょう油やみそ、チーズなどがあります。
深堀りDeep dive
他にもさまざまな食品の保存技術があります
塩漬け
塩を用いて食品から水を抜き、微生物が増えないようにしたり、殺したりする方法です。漬物や梅干しなどがあります。
くん製
煙で微生物を殺すとともに、食品を乾燥させ微生物が増えないようにする方法です。ベーコンやかつお節などがあります。
酢漬け
酢や微生物で食品を酸性にすることで有害な微生物の増殖を抑える方法です。ピクルスやしめさばなどがあります。
キーワード
- # 保存技術
- # 栄養素
- # 食品
参考・引用
- トニー・ジュニパー『ひと目でわかる テクノロジーのしくみとはたらき図鑑』創元社
- 山根清孝『フリーズドライ食品入門』日本食糧新聞社
- 永井毅『食品加工が一番わかる』技術評論社
- 文部科学省「食品成分データベース」
- https://fooddb.mext.go.jp/