ベーシックゾーン
ゾートロープ
basici-12
感覚
スリットの中から徐々に変化するイラストが見える装置「ゾートロープ」を回して、残像現象を体験する。
解説Explanation
「ゾートロープ」は、アニメーションや映画の始まりとも呼べる装置です。1834年にウィリアム・ジョージ・ホーナーが発明しました。
細長い穴(スリット)から見えるのは1枚の絵の一部分だけですが、スリットが少しずつ動くと、そこを通して見た絵が目に残るため、絵の全体が見えるように感じます。これを「残像効果」と言います。また、スリットの間に何も見えなくなる瞬間があるため、絵が1枚ずつ切り替わるように見えます。さらに、少しずつ違う絵を続けて見ると、絵が動いているように見えます。この現象を「仮現運動」と呼びます。ゾートロープはこのような視覚の不思議な働きを応用したものです。
深堀りDeep dive
ゾートロープと同じように、少しずつ違う絵を連続して見せることで、絵が動いているように見せているものとして、手で描いた絵を少しずつ変えてパラパラとめくる「ぱらぱら漫画」があります。ぱらぱら漫画では、少しずつ違う絵が各ページに描かれています。
映画もアニメーションも、少しずつ違う絵を連続して見せているという点では、ゾートロープと同じです。これらも「仮現運動」を利用して、絵が動いているように見せる仕組みです。
ゾートロープのスリットの代わりに、ストロボスコープを使った「回転式3Dゾートロープ」というものがあります。これは、円盤の上に少しずつ違う形の模型を並べて回転させ、そこにストロボスコープという一定のリズムで光を点滅させる装置を使って光を当てます。すると、光が当たった瞬間だけ模型が見えるので、模型が連続して動いているように見えます。
キーワード
- # アニメーション
- # 残像
- # 視覚
- # 錯覚
参考・引用
- 残像現象を楽しむ~立体ゾードロープを作ろう~(国立大学55工学系学部ホームページ)(閲覧:2024-10-15)
- https://www.mirai-kougaku.jp/laboratory/pages/161107_02.php