ベーシックゾーン
ボールの輪
basicj-13
力


カプセル装置を激しく揺り動かしてボールの運動の様子を見ることで、遠心力を学ぶ。
解説Explanation
展示では、球体の装置を回すことで、中に入ったボールが装置の壁に沿って円運動をする様子を観察できます。
座標系とは、ある物体の位置や運動を表すときに使用する基準(原点や軸)のことです。この運動では、回転座標系(ボールと一緒に回転する視点)と慣性座標系(外から観察する視点)で異なる見方ができます。

深堀りDeep dive
回転座標系は、遊園地の回転ブランコに乗っているようなイメージです。外側に引っ張られるような「遠心力」を感じますね。しかし実際には外側方向に動くわけではありません。これは、遠心力とロープから引っ張られる力(展示の場合は壁から押される力)である向心力が釣り合っているからです。
一方で、慣性座標系から見た際には「遠心力」は登場しません。外にいる観察者から見た場合、回転しているボールには壁からの垂直抗力などが加わっています。これらの合力が、結果として回転の中心方向に「向心力」として働いています。力が中心方向に働き続けることで、ボールは回転運動を続けることができるのです。

キーワード
- # 向心力
- # 回転座標系
- # 慣性座標系
- # 遠心力
参考・引用
- ◯参考:バケツの水 慣性座標系での記述
- http://irobutsu.a.la9.jp/kougi/physgairon2020/lec5.html