ベーシックゾーン
サウンドパイプ
basicl-01
音
伝声管で音の伝わり方について学ぶ。
解説Explanation
音の正体である物の振動は、触れている気体や固体、液体を振動させて波のように伝わります。この展示では、空気(気体)を伝わる音の振動が、パイプ(伝声管)を通ることで周囲に散らばらず伝わるため、長さがあっても遠くまでよく聞こえるのです。
深堀りDeep dive
音は発生源から360度の球を描くように広がっていきます。しかし、伝声管のように細い管の中に入った音の波は狭い空間のため球ではなく、平面波として伝わっていきます。球を描く波に比べて、平面の波は勢いが失われにくいため、伝声管の中では音が消えず遠く(200~300メートルでも届きます)まで伝わっていきます。
伝声管の最大の特徴は、電気を使わずに音を直接伝えることです。伝声管は少なくとも1600年代には提案され、船舶などの通信手段として1700年代後半には広まっていきました。現代でも、医師が使う一般的な聴診器に伝声管と同じ原理が使われています。
キーワード
- # 振動
- # 音