生命ゾーン
臓器ステーション
lifec-19
体の様々な仕組みと働き
ヒトの臓器や血液などの機能を学ぶ。心臓にマイクを当てると、自分の心臓の音をスピーカーで拡張して聞くことができる。
解説Explanation
心臓は筋肉でできた手を握った大きさの臓器で、縮む、膨らむを繰り返してポンプのように血液を全身に送ります。そのため、大部分を筋肉が占めています。
肺は体に必要な酸素を血液に取り込み、不要な二酸化炭素を血液から取り除き、体の外へ出す臓器です。
肝臓は人の体で最も大きい臓器で、多くの役割を果たすため体の化学工場とも言われます。
腎臓は血液中の成分やその濃度を調節して、体内のバランスを取る臓器です。
胃・小腸・大腸は口から入った食べ物を溶かし、水や栄養分を吸収して、便として排出する肛門まで運ぶ臓器です。
血管は血液の通り道です。酸素と栄養を全身へ運ぶ動脈、二酸化炭素や不要な物質を回収して運ぶ静脈、組織と物質の受け渡しをする毛細血管があります。
リンパは、体の下水管と浄水場の役割をします。血管に吸収されない細胞周りの液体やタンパク質などはリンパ管に吸収され、リンパ液として運ばれます。
深堀りDeep dive
展示で紹介する各臓器や細胞同士は、脳を使わず、互いに情報のやり取りをしながら連携していることがわかってきています。この連携は「臓器間ネットワーク」と呼ばれ、腎臓、心臓、腸などのいわゆる臓器だけでなく、脂肪や筋肉、血管、骨なども連絡に参加していると言われています。
たとえば、心臓はポンプ機能に負担がかかるとANPという物質を出し、負担がかかっている情報を全身に伝えていることがわかってきました。この物質に反応して、腎臓は血液量を減らすために尿をたくさん作り、血管は広がって血圧を下げて心臓の負担が減るように動きます。このように、臓器や細胞同士は脳を使わずに、物質を介してコミュニケーションをとり、身体の調和を保っているのです。
キーワード
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